2008年11月18日

小規模英会話スクールの進むべき道

NOVAの破綻で英会話スクールでの受講人口がほぼ半分まで下がりました。

よく、「NOVAの破綻で打撃はありましたか?」とか「元NOVA生が流れこんできましたか?」と聞かれます。

実は、まったく影響ありません。

一部のニュース番組や専門家は「英会話スクールに対する信頼が低下した」と市場を分析していましたが、実際ほとんどの小規模英会話スクールには関係の無い話だと思います。

英会話スクールに対する信頼が低下したのは、元々英会話スクールを怪しいと思っていた人たちだけだと思います。実際に英会話スクールに通っている生徒さんは、NOVAが破綻しても、自分のところが大丈夫であれば、自分が通っているスクールに対する信頼はより厚くなりますからね。

ニュースはいつも、目先のことばかりを刺激的にアレンジしますね。

そもそも、大手に通う方と小規模英会話スクールに通う方というのは、まったく違う客層です。

大手に通うのは、漠然とした安心感を求める大手思考の方々。

小規模英会話スクールに通うのは、何よりもまず自分に合った英会話スクールを選びたい方々なんです。

さて、小規模英会話スクールが進むべき道ですが、これは生徒層から見て、明らかに生徒さん本意のシステムの構築、カリキュラムの組み立てを念頭においた経営です。

先ほども言いましたが、小規模英会話スクールに来るのは自分に合ったスクールを探している方。

よくマンツーマンレッスンはオーダーメイドにするということが言われますが、そういうレベルではなく、システムとカリキュラムを根本的に生徒さん本意にしなければいけないのです。

そうすれば自ずと生徒さんはついてきます。今年から来年にかけて、この考え方を本格的に導入します。今から楽しみでなりません。

イムラン  

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2008年10月29日

英会話業界の今後

久しぶりに経済産業省の統計を見たら、な、なんと!英会話受講者の数が去年の6月と比べるとほぼ半分になっているではありませんか!

NOVAの破綻がその主な理由ですが、すごい数の人が急に英語を勉強するのを止めたということですよね。独学では続けているのでしょうが。

しかし英語の勉強は間が空いてしまうと限りなくゼロに近い状態に戻ってしまう方が多いので、本当にもったいないですよね。

英会話スクール業界としてはNOVAの返金問題があったせいで、「英会話スクール」自体への風当たりが強く信用度が落ちているのと、大手の場合、基本的には全額前払いということなので、英会話の受講を検討している人たちに「怪しい目」で見られている感があります。

そのためか、最近英会話スクールのテレビCMってあまり見ませんよね。とりあえずほとぼりが冷めるまでこのまま静かに行こうということと、今広告費を使っても、見込み客の獲得が難しいという判断だと思います。

おそらく年明けか2月中旬ぐらいから、少しずつ英会話スクールの広告を見るようになるのではないかと思います。2月下旬から5月までは英会話受講者が増えますからね。

でも、本当はNOVAが破綻した時点で、大手英会話スクールは「うちは大丈夫です」と強く前に出るべきだったと思います。特にベルリッツなんかはそうすればマーケットシェアを拡大し、さらなる信用を得ることができたのではないかと思います。英会話受講者の救世主になれたのではないかと思います。

NOVAではなくほかの英会話スクールが破綻していれば、NOVAは間違いなく、そのような戦略をとったと思います。色々とやりすぎた感はありましたが、たぶんNOVAはそういう観点でビジネスを考えられる会社だったと思うし、「英会話」を広めたのはNOVAの功績が大きいですからね。

今後英会話スクールが「信用」や「実績」を表に出した広告を出してくると思うのですが、私の勝手な想像なので、もちろん分かりません。でもどうなるか楽しみです!  

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2008年09月17日

村上式シンプル英語勉強法

こんにちは、イムランです!

今日は『村上式シンプル英語勉強法』のレビューを掲載します!

『村上式シンプル英語勉強法』-★★★★

同書の対象は、基本的には初級からだと思います。初心者だとちょっとつらいと思います。

では目次に沿って解説します。

Chapter 1: 英語を読む
英語の読み方を解説していますが、すごくいい説明だと思います。実際、リーディングに関しては私もほぼ同じ考え方ですが、読めるようになるためには、正直これしかないと思います。

ただ、彼が提唱する勉強量は正直半端ではありません。本来なら300万語(ノンフィクション15冊または小説10冊相当)のところを、同書では三分の一を目指しています。これはかなりのやる気が必要でしょう。ただ、書かれている通りにやれば絶対に読めるようになります。これは万人に当てはめることができる勉強法だと思います。

細かい点も非常にするどく突っ込んでいるので、講師としても勉強になる部分が多少あります。

Chapter 2:単語を覚える
毎日1万語を眺めるだけの勉強法が提唱されています。これは正直、有効かどうか分かりません。より絞って勉強したほうが身になると思います。ただ、村上さんはこれで単語をマスターしたそうなので、このやり方を否定するつもりはありません。万人に当てはめることができるかというと、この点は難しいと思います。

その最大の理由は、一万語を一語一秒とすると、2時間45分かかることです。確かに隙間時間を活用すればできないことはないと思いますが、これを毎日しなくてはいけないので、かなりモチベーションの高い方にしかできないでしょう。

Chapter 3: 英語を聴く
ここでは1000時間英語を聴くことが提唱されています。一日一時間を3年間続けると大体1000時間になります。確かに大量に英語を聴くことは重要なのですが、実は英語の発声(発音)をすることにより、英語を聴く時間を大幅に短縮しても、同じ効果が得られます。

これは私の特別講座で実証済みです。ネイティブの指導の下で発音することにより、正しい音が分かります。その音をリスニングの際に意識すると、数時間で聞こえるようになります。これを繰り返せば、1000時間も英語を聴かなくてもリスニングが上達します。

ここまでで、英語の勉強時間が一日4時間以上になります。リーディングは時間数が書いてなかったと思いますが、単語を眺めるのが2.75H、リスニングが1.0H。リーディングを一日30分としても、4時間以上になります。

かなりのモチベーションをお持ちでないと、一日4時間も捻出するのはとても無理ですね。村上さんはよくそんなに時間を作れましたね。それもまたすごいと思います。

Chapter 4:英語を書く
英語を書く場合、自分でセンテンスを作るよりも、どっかから借りたほうがいいというのが、本chapterの趣旨です。これはまったくその通りですね。無理に自分で考えて、時間を使うより、正しい表現をそのまま使ったほうがはるかに楽だし、勉強になります。

Chapter 5:英語を話す
この章では、まず、自分のことをひたすら話せるようになるための100センテンスを作ることが大事だと説明されています。そして次に「あいさつ」、「依頼」、「質問」、「意思表現」、「相手の意向を聞く」の5パターンの会話ができれば十分と説明されています。これもまったくその通りで、概ね同じようなことを私の英会話スクールで教えています。

結論:Chapter 2とChapter 3以外は「まったくその通り!」と思える内容でした。Chapter 1-3までの勉強時間には少し非現実的なところを感じますが、本気で英語をものにして、グーグルの副社長になりたいのであれば、それぐらいはやるべきかもしれませんね。

ただ、単語に関しては、集中的に2000語をマスターし、リスニングに関しては発音から入れば、勉強時間は短縮できます。

一見、簡単に解説していますが、その裏にある経験から導き出されたロジックは反論しにくいものがあると思います。

正直、英語が話せないのに、この本に全面的に反論できる方は英語の勉強には向いていないと思います。英会話講師をやっていて、この本は間違っていると言うのであれば、教えるのに向いていないかなと思います。

ところで、私は村上さんの回し者でもなんでもありません。お会いしたこともありませんので、ご安心ください。

それではまた!  

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2008年09月13日

ダイエットと英語の勉強

やっと体重が70キロをきりました!

少し前までは76~78キロを行ったり来たりでしたが、ここ数日間は69.6-71キロを行ったり来たりです。

これも一重にビリーズブートキャンプ食べる量を減らして、食べる時間に気を使った賜物です!

マイクロダイエットを買うだけのダイエット法やビリーズブートキャンプをやりましたが、この食べる量を減らして、食べる時間に気を使うというダイエット法の方が、お金もかからず楽です!めちゃくちゃ楽です!大変なことは何もありません!

結局そういうことなんですよね。食べる量(カロリー)を減らせば、絶対に体重は落ちるんです。

英語の勉強もそうです。ちゃんと学んで、それを使ってみて、間違えれば直して、という当たり前のことをしていればちゃんと英語は上達します。

でも、今巷で売られている英語本をご覧なさい。

めちゃくしゃ大変ですよ。

最近出たグーグル副社長の村上さんという方が書いた、シンプル英語勉強法なんか、シンプルだけど、めちゃめちゃ大変ですよ。

よくそんな本を売るもんだ。と私なんかは思ってしまうのですが、最近何人か出版社と知り合ったので、色々と聞いてみたら、今は「有名人」に本を書かせるというトレンドがあるらしい。

だから私がいくら良さそうな本を企画しても、今はタイミング的に難しいということだそうです。

どちらにせよ、ダイエットも英語も単純な方法でぜんぜんOKなんですよね。

イムラン  

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2007年06月22日

NOVA問題を問う

英会話スクール経営者として一言。

今日、大前研一さんからNOVAに関するメルマガが届きました。NOVAそして英会話スクール業界に対して私がずっと思っていることを代弁してくれました。いや~やっぱり分かる人には分かるもんですね。

以下、大前さんです。

【大前研一ニュースの視点】

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 NOVA 他社との資本提携を含めた再建策を検討
 2期連続赤字
 一部業務の停止命令などを受けて
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

●受講生本位ではなく、事業家本位の考え方が、根本的な問題だ

16日、英会話学校最大手のNOVAが、他社との
資本提携を含めた再建策を検討していることがわかりました。

同社は教室の急拡大戦略が裏目に出て、05、06年度と
2期連続赤字を計上。

さらに、中途解約時の精算方法などを巡って、経済産業省から
一部業務の停止命令を受け、経営悪化が懸念されています。


※「NOVAが経産省から特定商取引法違反と認定された主な行為」
 チャートを見る
http://vil.forcast.jp/c/ag4WaumswizDzjab


なぜ、日本の英会話業界の最大手であるNOVAが、
このような事態に陥ってしまったのでしょうか?


一番大きな理由は、事業家本位の考え方にあると私は思います。

NOVAの猿橋(さはし)社長は、自ら広告CMを手がける
ほど事業意欲が強く、また才覚がある経営者です。

それゆえ、NOVAの経営は、「全国に1000支店を作ること」
などが目標とされ、事業の拡大路線を追い求めるように
なってしまったのでしょう。


しかし、本来的には、英会話事業に携わる者は、
教育者でなければいけません。

もちろん事業を拡大させることも大切なことでしょうが、

忘れてはいけないのは、受講生の方たちがどのくらい
英語が上達したのかという、受講生本位の観点なのです。


NOVAが抱える問題として、誇大広告・不実告知・
重要事項の不告知などが指摘されています。


しかし、教育者という立場を大前提に考えるなら、

受講生本位ではなく、経営と事業目標を前面に押し出した
事業家本位の考え方そのものが、そもそも本末転倒だった
のではないかと私は強く感じます。


●世界の中で、日本の英会話事業だけが衰退しているという事実

NOVAの経営姿勢そのものの問題に加えて、
日本の英会話事業の特性が今回のNOVA問題を
後押ししていると私は思います。


それは、日本の英会話事業が「衰退産業」だということです。

一部の新聞報道では、英会話事業が「飽和」状態にあるため、
英会話学校による無理な勧誘などにつながっていると
報じているようですが、これは違います。

日本の英会話事業は、英語の学力向上という成果が
出せないまま、長期的な衰退傾向に入っているのです。


今の日本人は、特にこの10年の間に、すっかりめげてしまって、
英会話を習おうという「意欲」そのものが低下して
きていると感じます。

このような市場環境も手伝って、同業他社の中でNOVAを
救済するためのキャッシュを用意できる体力のある会社を
見つけるのは難しいのではないかと思います。


また、英語を母語としない国、特にアジアの中では
英会話事業が「衰退」しているというのは、
日本特有の現象だと思われます。

中国でも韓国でも、他の国々では、逆に英会話ブームが
起こっています。

世界で活躍するビジネスパーソンとしての基本的な能力の
1つですから、英会話ブームになるのは自然な成り行きです。


日本人の英語能力が向上せず、世界の国々と比べて著しく
低いレベルにあるという課題については、私も思うところが
あります。

「生涯にわたるビジネスマンの教育」を標榜し、
世界に通用する日本人を育成する事を目的として掲げる
BBTとしても、『コミュニケーション能力は重要』と
考えているからです。

英会話事業をすることは無いと思いますが、
何かしらの形で、この英語・コミュニケーションの領域は、
アジェンダに加えていかねばならないと考え始めています。

                         以上

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

そもそも、1904年頃に理論的に言語を学ぶのに適していないとされたダイレクト・メソッド(英語で英語を教える方法論)を前面に出していること自体、生徒さんのことを考えていないんですよね。

でも、「英会話」を日本中に広めたNOVAの功績は多大なものだと思います。社長自身が英語教授法について色々と勉強した上で事業を展開していればよかったのですがね。  

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2007年04月03日

英会話セミナー

『うちでダメなら英語は諦めてください©』でお馴染みのコペル英会話の校長、私、イムランが主催する初心者と初級者のための英語勉強法に関するセミナーです。

本セミナーは英語が嫌いになりそうな方や既に嫌いになっている方、英語の習得を諦めてしまいそうな方や既に諦めてしまった方そして勉強に悩む初心者や初級者のためのものとなります。

英語関連書籍は山にようにあります。その多くが文法や語彙、決まり文句などに焦点を当てておりますが、英語が上達するための方法や勉強法についてはあまり触れておりません。

また、他方、多くの初心者や初級者はこういった書籍が少し自分には難しいのではないかと思うと、「私には基礎力が無い。よし、一から文法をやろう」と心に決め、高い確率で中高の英語の参考書に戻ってしまいます。そして、中学、高校時代と同じように英語の勉強に挫折します。

これでは八方塞です。何をしても英語が上達する気がしないはずです。

では、初心者・初級者は一体何を勉強すれば良いのでしょうか?
一体何から勉強すれば良いのでしょうか?
本セミナーはズバリ、それをあなたに伝えるために行います。

なぜか誰も教えてくれない、この二つの質問に対する答えをあなたにお教えします。今まで誰も教えてくれなかったこと、そして今後誰も教えてくれないことばかりのセミナーになると思います。

なぜここまで自信を持っているかと言うと、私が英語教育オタクだからです。どんな英会話講師よりも勉強をしていると自負しているからです。(日本にいる英会話講師の9割以上がバイト感覚で講師をしているので、そういう人たちと比べてもしょうがないのですがね)。

なお、このセミナーは私の7年間の講師経験の集大成と言えるものです。かなり本気で取り組んでおります。ですので、面白半分ではいらっしゃらないでください。本当にお悩みの方限定です。では、御連絡お待ちしております!

金額等の詳細はこちらで↓
http://www.coper.biz/pdf/introseminar0421.pdf  

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2006年12月19日

ブロークン・イングリッシュのお薦め

英語は必須。現在、日本のビジネス・ワールドではそれがデ・ファクト・スタンダードとなっているように思えます。大手英会話スクールの台頭により、英会話教室が身近なものとなり、2005年の終わりには全国の総英会話受講者は80万人にまで膨れ上がりました。

他方では、企業における社員の英語力の位置付けも年々高まり、英語力測定のためにTOEIC®を採用する以外に、その他複数のテストを起用する会社もあると聞いております。家庭においては、子供の将来を想う多くの親御さんが、物心がつく前から子供に英語を習わせようとする姿勢があり、日本政府も2002年より「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」というプロジェクトを立ち上げています。日本はまさに今、英語大国時代へと変貌しているのではないでしょうか。

しかし、いくら英会話スクールやその他の英会話施設が増え、英語が身近なものになってきたとは言え、我々は依然、英語を話せることをステータス・シンボルとして捉えてはいないでしょうか。日本では「英語が話せる」というとチヤホヤされる傾向にあります。英語ができるというだけで、「どこにでも就職できるでしょ。」「転職も簡単ですね。」「やっぱり違いますね、羨ましい。」などと脚光を浴びることになります。「海外出張」という響きでさえ「すごい」という印象を持たせるのです。社会から「英語が話せる」というステータスを与えられるのですから、英語が話せる方にとって、この現象はとても気持ちが良いものです。しかし、英語が得意ではない方にとってはどうでしょう。裏を返せばご自身をより英語から遠ざかるための口実となってはいないでしょうか。

「私には無理」、「何度も挫折した」、「海外出張なんて考えられない」。そんな声が聞こえてきそうです。しかし、あくまでそれはイメージの問題であることをここで説明させてください。

日本で「英語」というと、「文法」、「単語力」、「表現力」が完璧に近い形で求められると思われがちです。「間違ってはいけない」という意識が、まるで強迫観念のようにつきまとい、あなたの肩に重くのしかかっているのです。しかし、実際のビジネス・シーンにおいて、英語が完璧に話せる人と、そこそこ話せる人の間に、その差はまったくと言っていいほどありません。

よく知られる例として、ソニーの設立者、故盛田昭夫氏が挙げられます。彼の英語が決してうまいものでないことは、言わずと知れた事実です。タイム誌のアジア版においても彼に関する記事には、明確に「完璧ではない英語でアメリカでスピーチをした」と書かれてあり、その他発音はカタカナ英語であり、文章力もそれほどあったわけではないと言われています。

しかし、彼の英語が完璧でないことが、彼の世界進出の妨げになったでしょうか?とんでもありません。彼の完璧とはとても言えない英語のスピーチは、そこに居合わせたアメリカ人経営者達の心に強く響いたと言われています。では、いったい何故でしょうか。

実は、日常生活においてもビジネスにおいても、大切なのは文法力でも文章力でも、単語力でもないのです。では、何が求められているのか。それはただひとつ、コミュニケーションへの意志です。

「え?それだけ?」

そう思う気持ちも分かり舞ます。でも本当に、それだけです。多くの日本人は、この意志をはっきりできない傾向にあります。例えば英会話スクールの授業でよく目にする光景のひとつ。生徒さんの声が小さくて聞き取れなかったので、「え?今のもう一度言ってもらえますか?」と先生が聞き返します。すると大抵の生徒さんは、「いや、何でもありません。気にしないでください。」と応えるのです。ここでは様々な感情が働いていると思いますが、根底にあるのは、『今のは間違えていたに違いない。恥ずかしいから、とりあえずわからないと言っておこう』 という気持ちではないでしょうか。そう、多くの日本人生徒さんは、「完璧に話さなくてはいけない」、「間違えてはいけない」と思うあまり、自分自身でブレーキをかけてしまっているのです。ここではコミュニケーションへの意志は不在です。

ビジネスシーンでも同様の傾向が見られます。うまく言えなそうだから、言わないでおこう。自信がないから発言すると声が小さくなってしまう。聞き返されてしまう。間違っていたと思い込む。もう話さないでおこう。やっぱり英語はダメだ。。。!これではとても居心地の悪い思いしか残りません。英語が話せることがステータス・シンボルになってしまう理由は実はここにあるのです。

しかしそんな方のために、ある処方箋があります。とっておきの処方箋です。それさえあれば、自信を持って英語が使えるようになります。今度、英語を話すのに躊躇されたときには是非、下記のジョークを思い出してください。そしてコミュニケーションへの意志を、どうかもう一度ご自身の心に生き返らせてみてください。

トム「ねえ、ジェリー、世界で最も使われているビジネス・ランゲージはなんだか知っているかい?」



ジェリー「簡単だよ。英語さ。」



トム「違うよ。世界で最も使われている言語はブロークン・イングリッシュだよ」  

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2006年06月02日

英語は目標設定ではなく、課題設定が重要です!

始めまして。コペル英会話の校長を務めております、イムラン・スィディキと申します。

このブログでは、英語の勉強の仕方などについて話をさせていただきます。笑い

今後の英語の勉強の参考になさってください!

さて、第一回目は、英語の勉強における課題設定の方法です。


英語は目標ではなく、課題を設定すると短期で上達できる


同じ英会話スクールに通っていながら、「上達する人」と「上達しない人」がいることは、経験上ご存知だと思います。なぜなのでしょう?同じ様な授業を受けているのに、おかしいですよね。

大抵の方は「英語に向いている人」と「英語に向いていない人」がいるからだと思っているのではないでしょうか。それか、「上達する人」は人一倍がんばり屋さんだと思っているのではないでしょうか?

私の経験上、どちらも外れです。英語の向き不向きというのはほとんどありませんし、がんばる、がんばらないは、残念ながら上達にそれほど大きな影響を及ぼしません。では、何が違うのでしょう。

英語が早く上達する人達に共通するのは、「目標」以外に「課題」を持っているということです。
英語を習う目的はもちろん、英語が話せるようになることですよね。目標ももちろん、英語が話せるようになるということですね。もう少し具体的にすると、例えば、スラスラと英語が出てきて、話せるようになること等ですね。

多くの方はここまで考えて、あとはレッスンを受けていればこの目標に辿り付くと思っています。確かにいつかはこの目標に辿り付きますよ。でも、かなり大変だし、道のりも長いですよ。そんなの嫌じゃないですか。できるだけ楽をして、できるだけ早く英語ができるようになれば、それにこしたことはないですよね。

できるだけ楽にしかも早く英語をマスターしたいのであれば、貴方の目標に辿り付くまでの「課題の道」を設定しなければなりません。


具体的には以下の道を辿れば、早く上達します。


1.まずは、自分がよく使う、よく使いそうな表現を覚えてください。

とっさの一言とかはダメです。貴方が目標にしているのは、「とっさに英語がでてくる」ではなく、「サラサラと英語が出てくる」ですよね。

だから、特殊な環境でしか使わない、一生に何度かしか使わないと思われる表現は特に覚える必要はありません。あと、単語を覚えるのもダメです。なぜかと言うと、単語で覚えると、単語でしか思い出せなくなるから。でも、貴方がしたいのは、「会話」ですよね。単語一つで答えるような会話ではなく、しっかりとセンテンスで答えるような会話ですよね。なので、単語の暗記などはしないでください。


2.話す相手のことを聞き出すための質問、話させるための質問を覚えましょう。

貴方は質問に答えるぐらいだったら、なんとかなると思います。YesとかNoとか適当な単語を言えば、なんとなく答えになりますよね。でも質問はてきとうに単語を並べてもできません。ちゃんと質問がわからないと、ちゃんと聞くことはできません。なので、質問を重点的に覚えてください。

裏の目的:質問をすると、貴方の耳は多く英語を聞くことになります。英語に慣れるには英語に耳を鳴らすのが一番良いので、質問を覚えると、リスニング強化につながります。


3.覚えた英語を使ってみる。今まで単語で答えていたのを、少し文章にして答えてみましょう。

覚えた表現を応用できるとさらに有効です!さらに、答えた後は、先生に同じ質問か似たような質問を聞きましょう。さらに、2.で覚えた質問をガンガン使いましょう。


4.自分に関すること、特に自己紹介や趣味、仕事の話を1文ではなく、パラグラフ(4~5文)で言えるように用意しておきましょう。

まずはノートに書いておきましょう。そして、最初はノートを見ながらでも良いので、それを言うようにしましょう。そして徐々にノートを見ないでも言えるようになりましょう。こういったことは、1ヶ月かけてできるようになればよいと私は思っています。習ってすぐに丸暗記して覚えるよりも、徐々に少しずつ覚えて使ったほうが、はるかに記憶に残ります。


5.授業に話すネタを持っていくこと。できれば、5分ぐらいで終わりそうな話題が良いと思います。そしてそのネタを使い、先生や他の生徒さんに2.で覚えた質問をすること。


6.授業に持っていったネタについて、先生に聞かれる前に自分から話題をふること。


長いスパンをかけて、上記のような課題設定をすると、英語は以外と早く上達するんです。
重要なのは、『どの程度英語が使えるようになるのか』という視点から課題を設定することです。
決して、『過去形が分かる』、『未来形が分かる』、『現在完了形が分かるようになる』という課題設定はしないでください!悲しい
理由は違うトピックをたてて、説明いたします。

さて、上記に紹介した課題ですが、例えば、一つの課題を一ヶ月間やってみてください。授業を受ける回数にもよるかもしれませんが、週1回としても、月4回ですよね。課題1と2は自分でできることですが、課題3以下は授業でないとできません。月4回、集中的に一つの課題をやれば、さすがに身に付くと思いませんか。しかも、ちゃんと意識していればできないことじゃないでしょ。別に10分間、ノンストップで話してください、と言っている訳ではありませんよ。毎回、3~4つ質問をしたり、意見を求めたりするだけです。本当にそれだけで英語がスラスラと出てくるようになります。

でも、気をつけなくてはいけないのは、各課題を完璧にクリアしたら、次に行こう!とは思わないことです。課題は70%~80%ぐらいできているな~と思ったら、次に行ってください。これは非常に重要ですよ!なぜかというと、課題を完璧にできるようになるなんて無理だから。特に課題1と2なんか完璧にこなすのは、絶対にムリですよね?!自分が使いそうな表現を全て完璧に覚えるなんて、ムリです。ムリなことはやめましょう。



最後になりますが、目標設定は誰でもやっていることです。課題を設定するかどうかが、あなたの英語力の向上を決めます。心して、課題にとり組んでください!笑い  

Posted by imran at 01:46Comments(1)TrackBack(5)